■ 御由緒
昔々の神代の昔、高天原(たかまのはら)の八百万神(やおよろずのかみ)たちは、今の日本国を「天照大御神(あまてらすおおみかみ)の治める豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」とすることを決定されました。初めに、国中の荒神や昼夜騒々しい当時の世を、平和にすることが先決であると、決められました。その際に武甕槌大神は、平定に特に尽力されました。その後、鹿島の地に御鎮座し、特に蝦夷(その昔、阿武隈川辺りを境に東北以北を蝦夷が支配し不安定な環境であった)に向け神力を発揮し東北地方の平定に影響をあたえました。そのなごりが、北向きに建てられた建物です。(鹿島神宮に習い当神社も同じ北向き)
<豊葦原瑞穂国とは、穀物豊かで災害の無い平和な国のこと>