****** 花提灯で飾られた山車たちの三年毎の雄姿 ******     大助祭・中祭(8月15日)

鷺内(さぎうち)
提灯模様:「桜の花」と文字「さ」

東組町(ひがしくみ鳥)
鳥は町に通じます。
提灯模様:「カラス」と文字「ひ可し」
提灯の別称:明けガラス(夜明けの空にカラス)

寄居町(よりい蝶)
蝶は町に通じます。
提灯模様:「牡丹の花」と「蝶」と文字「与里以」


仲之内町(なかのうち蝶)
蝶は町に通じます。
提灯模様:「菊の花」と「蝶」と文字「仲」

堀之内(ほりのうち)
提灯模様:「牡丹の花」と文字「ほ」

下宿下(しもじゅくしも)
提灯模様:「牡丹の花」と文字「志も」


下宿上(しもじゅくかみ)
提灯模様:「桜の花」と文字「下宿上」
デザインが替わりました。(桃色が朱色に替わり、併せて上に朱色の帯が加わりました。)


中宿町(なかじゅく蝶)
蝶は町に通じます。
提灯模様:「」と「蝶」と文字「奈可」

上之町(かみの蝶)
蝶は町に通じます。
提灯模様:「蝶」と文字「上」


    山車の前姿

    山車の後姿


鷺内(さぎうち)鷺内区提供

鷺内区提供


東組町(ひがしくみちょう)川又精肉店提供


寄居町(よりいちょう)


仲之内町(なかのうちちょう)


堀之内(ほりのうち)


下宿下(しもじゅくしも)川又精肉店提供


下宿上(しもじゅくかみ)

−提灯のデザインが違います。
 上2段は旧デザイン。
 下2段は平成17年からの新デザイン。


下宿上町の屋台
−大助祭「ちょうちん祭」で屋台が曳かれるのは、大祭(おおまつり)でのみです。
 菅谷で現存する屋台はこの1台のみで、100年以上を経過しています。祭では70年前に曳かれたのが最後で、今回の大祭で修復されました。

豪華絢爛・ゴージャスな屋台とは違い、質素な感じですがこの台に綺麗どころ(芸者衆)が乗り、囃子をすると屋台よりも綺麗どころが引き立ったのでしょう。


中宿町(なかじゅくちょう)


上の町(かみのちょう)


                                      *** 黄文字をクリックしてください ***


 大助祭中祭には、山車9台が繰り出します。菅谷の山車は、台車部分は組み立て式で、雨囲いのみで保管されていたようです。今では組み立てたままで保管小屋などに納められています。
 台車上の提灯飾りの枠は、祭の度に青竹で組み上げるのが基本であり、伝統です。ただ、この頃は木製の角柱や鉄製のパイプなどに替わり、青竹を使っている山車は少なくなりました。
 青竹を使った山車は、夜間提灯をつけて巡行していると、微妙な振動が200個余りの提灯に伝わり、独特の風情をかもし出します。《山車の基本的な組み立て様式》
 提灯の明かりも、ロウソクから電灯に替わってしまいました。ロウソクの時代は、揺れる度に明暗し(まばたき)、繰り込み時の勢いは威勢が感じられ、地元に戻る時は、揺れ具合から祭終了の寂しさを感じさせられたものでした。


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